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2023.01.16

【一人開業】美容室開業で儲かるために。事業計画の考案〜資金調達までの流れを解説。資金ゼロでも大丈夫?

こんにちは。グリー行政書士事務所の酒井です。
日本政策金融公庫の創業融資支援をしております。

この記事を見ているあなたは、

  • 自分のお店を持ち独立したい
  • 今のお店を辞めたい
  • 既に開業準備中

という方が多いのではないでしょうか。

美容学校に通っているときや美容室への勤務当初から、「いつかは自分で」と思っていた方や、美容師としての経験を積んでいる中で、「そろそろ自分の店を開業したい」「こだわりの経営方針で営業していきたい」という思いが強くなってきた方もいるかと思います。

とはいえ、多くの方が初めての開業のため、

  • 開業したいけど何から考えていくべきか分からない
  • 開業までには、どれくらいの資金が必要なの?

と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

また最近は、一人で開業される方が増加。
その背景として、SNSの発達で個人での集客・PRがしやすくなったことや、近年の業務委託サロンの急増により、個人でも大きい売上を出せる環境が昔に比べて増えたことが挙げられます。

しかし、言い換えると「同じように開業するライバルが多い時代」とも言えます。そのライバルたちと自分は何が違うのかを開業前にはっきりさせておかないと埋もれてしまう時代です。

そこでこの記事では行政書士であり資金調達を専門としている私が、一人で美容室を開業することを前提に、事業計画考案の流れ〜資金調達方法についてご紹介していきます。

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美容室の一人開業で儲かるために。事業計画の考案〜資金調達までの流れ

美容室の開業は、志す人にとってとても有益でやりがいのあることです。

一方で、ビジネスの観点から見ると美容室事業は決して真新しいものではく、むしろ伝統的なビジネスです。総美容室数はコンビニよりもはるかに多いことから簡単に結果を出せる業界ではなく、しっかりと事業計画を立てたうえで、取り組んでいかねばなりません。

まずは、夢を持つと同時に経営者として入念な事業計画が必要だということを認識し、開業に踏み切る前の準備として、事業計画の作り方・考え方を知っておく必要があります。

それではご紹介していきます。

STEP1:事業の目的や将来的なビジョンを明らかにする

美容室を開業する際の最初のステップとして、明確な目標を立て、ビジネスの将来像を描くことに、時間をかけて考えてみましょう。

具体的には

  • 美容室の将来像
  • 顧客サービス
  • やりがい
  • 収益の観点
  • 立地の選定
  • 集客方法

などから事業目標・ビジョンを明らかにしていきます。
スマホでも、ノートでもいいのでひたすら書き出してみましょう。

多くの方は美容業界で経験を積み、必要なスキルを身につけていく中で、自分の思い描く経営方針を温めてきたのではないでしょうか。

こだわりのサービスを、どのようにすれば形にできるのか。時には他の店舗なども参考にしながら、長期的な目標が記された事業計画を作成する必要があります。

これにより、自分の店舗・ビジネスをどのように成長させ、どれくらいの時間をかけて成長させたいのかなどの方向性を示すことができます。

項目
美容室の将来像こわだり派のサロン。3年後には近隣エリアに2店舗構えたい
顧客サービスヘッドスパが強みにして、癒しの空間を提供したい
やりがいマッサージが得意なので、いろんな人を癒したい
回転率重視ではなく、お客様一人一人とじっくり向き合いたい
収益の観点カット&ヘッドスパ
カラー&ヘッドスパ
のように、スパを推して単価アップを狙う
(スパは材料費もあまりかからない)
立地の選定〇〇駅 徒歩△分
人通りも多く、看板集客も可能
集客方法ホットペッパービュティ
Instagram

このように、想いを言語化していくことで、ぼんやりと美容室像が見えてくるようになります。

STEP2:市場調査を行う

あなたが開業しようとしている立地において美容室の需要を判断するために、競合他社、価格、顧客層、現在のトレンドなどを考慮し、徹底した市場調査・分析を行う必要があります。

幅広い市場調査を行うことによって、ターゲットとなる市場を理解し、成長の可能性を見出すことができ、提供すべきサービスとその価格を決定するのにも役立ちます。

  • 競合他社のサービス
  • 顧客のニーズや好み
  • 価格設定
  • 立地やアクセス

など、潜在顧客にとって必要な要素を調べておくようにしましょう。

市場調査と聞くと、少し身構えてしまいますが難しく考える必要もありません

  • Googleで「〇〇駅 美容室」
  • ホットペッパービューティで「〇〇駅 △△代」

のように、自分と同じターゲットの美容室を検索することから始めてみましょう

地域一番店はどこなのか?カットの相場はいくらなのか?など色々発見があるかと思います。
特に、お一人で開業されるのであれば競合他社と比べて何を強みとして打ち出していくのかは非常に大切です。

開業後の集客が数段やりやすくなります。

STEP3:具体的な事業の内容を決定する

次に、実務的な内容を決めていきます
STRP1・2は少し硬い内容でしたので、あなたにとって楽しい作業になるはずです。

開業する美容室の方針から、

  • 想定するメインターゲット(〇〇代女性)
  • どのようなサービスを提供(メニュー表など)
  • どんな設備や材料を利用するのか

などを決定します。

特に「ターゲット選定」は重要です。
冒頭にもお伝えしましたが、美容業界は競合がとても多いため、繁盛店にするためには顧客にとって優位な条件や強みを訴求する必要があります。

大切になるのは、ターゲットを細かくイメージし、そのターゲット層に刺さるポイントがどこになるのか明確にすることで、アピールになります。

STEP4:資金計画・収支計画を立てる

美容室を運営する上で、財務面は見過ごせないため、目標を定めた事業計画・資金計画を立てる必要があります。

特に資金計画として、

  1. 収入計画(初期投資からの利益率やキャッシュフローなどの期待リターン)
  2. 出費費用(給与、家賃や住宅ローンの支払い、税金などのビジネス運営に関わるすべて)

を詳細にまとめた支出計画の両方の視点から作成することが重要です。

美容室をオープンするにあたって、資金計画を明確にすることで、オーナーはこれらの費用をカバーしながら長期的に利益を上げるために毎月どれくらいのお金が必要なのかを正確に知ることができます。

また、通常のヘアカットやパーマ・カラー・トリートメントなどの一般的な施術メニューだけでなく、付加的なサービスや製品(店販品)を提供することで、収入源を多様化させ、顧客の需要が急激に変化しても、収益性に影響を与えないようにすることも検討できます。

<ここまでのまとめ>

  1. 美容室像を決める
  2. ターゲットとなる顧客や市場に関する市場調査
  3. 店舗の場所や必要な設備や材料などを具体的に決定
  4. 収入・出費計画を立てる

という手順になります。

■余談:開業準備で失敗しないために

開業準備におけるよくある失敗は2つあります。

  1. 前店舗の顧客情報について
  2. 代理店(ディーラー)選定について

になります。

①顧客情報について
「現(前)店舗でお付き合いのあった顧客情報を持ち出せない」ということは美容業界にありがちです。特に前店舗オーナーさんと喧嘩別れなどをしている場合などは要注意となります。

例え喧嘩別れでない場合でも、前店舗のオーナーからしたら「顧客の減少」に繋がる訳ですから同じ経営者として事前にしっかり話し合いをしておきましょう
あなたの売上計画の核になるお話です。

②代理店(ディーラー)選定
通常、前店舗でお世話になっていた方にお願いするのがベターですが、器具などの価格が大きいものは他社に相見積もりをお願いしてもいいかもしれません。

水物材料においても、代理店によって取扱メーカーも違いますので自分が使いたい商材があるのかという点を確認しておくのをお勧めします。

この選択を軽視してしまうと、初期費用の出費が大きく変わってきてしまいます

美容室の開業資金の調達について。資金ゼロでも大丈夫?

美容室の開業は、店舗の規模にもよりますが、改装工事費や備品等の購入、運転資金、家賃などを含めると

  • 一人開業:800万円程度
  • 従業員数名で開業:2000万円程度

が必要になるケースが多くみられます。

立地によりますが、一人開業の相場は以下の通りです。
従業員が増えるにつれて、各項目が少しずつ増えていくイメージです

項目費用
物件取得費用120万円
内外装工事費400万円
器具(シャンプー代など)90万円
材料費20万円
備品代20万円
広告宣伝費20万円
当面の運転資金120万円
合計790万円
一人開業(10坪程度)の場合

開業資金を自己資金で賄える場合は問題ありませんが、資金が不足している場合には、金融機関から融資を受ける必要があります。

ただ、民間銀行(メガバンクや信用金庫)などのビジネスローンにおいては、開業時の資金を想定していないことが多く、取り扱っているとしても審査がかなり厳しいイメージがあります。

そこでおすすめできるのが日本政策金融公庫が創業融資として提供している『新創業融資制度』です。
ただし、資金ゼロの場合は融資はほぼ不可能なので悪しからず…

■新創業融資制度とは

『新創業融資制度』は、新たに美容室を開業しようという方、あるいは開業してから2期を終えていない方にぴったりの融資制度です。

融資の限度額は3000万円(うち運転資金1,500万円)であるため、内外の改装工事や備品の費用など、さらには開業後の運転資金を確保することができます。

ただし、自己資金は少なくとも融資希望額の1/10は用意しておかねばなりませんので、開業を意識してからは、しっかりと資金を貯めるようにしておきましょう。

返済期間については、設備資金については20年以内、運転資金については7年以内となっていますので、ゆったりと返済することが可能です。

しかも、金利は2~3%程度と低く設定されているため、安心して活用することができるでしょう。

資金の使いみち新たに事業を始める事業開始後に必要とする設備資金および運転資金
ご利用いただける方新たに事業を始める方、または税務申告を2期終えていない方新たに事業を始める方、または税務申告を1期終えていない方は創業資金総額の10分の1以上の自己資金が確認できること
融資限度額3,000万円(うち運転資金1,500万円)
返済期間各融資制度に定めるご返済期間以内
担保・保証人原則不要 ※原則、無担保無保証人。法人の代表者が連帯保証人となることが可能で、その場合の利率は0.1%低減される。
日本政策金融公庫『新創業融資制度』

担保や保証人は必要ありませんが、無担保無保証人を希望する場合には、次にご紹介する『女性、若者/シニア起業家支援資金』『新規開業資金』などの併用によって利用が可能になります。

■女性・若者(35歳未満)の開業資金なら『女性、若者/シニア起業家支援資金』がおすすめ

資金の使いみち新たに事業を始める事業開始後に必要とする設備資金および運転資金女性(または35歳未満か55歳以上の方)
ご利用いただける方新たに事業を始める事業開始後おおむね7年以内
融資限度額7,200万円(うち運転資金4,800万円)
返済期間設備資金:20年以内(うち据置期間2年以内)運転資金:7年以内(うち据置期間2年以内)
担保・保証人相談
日本政策金融公庫『新規開業資金(女性、若者/シニア起業家支援関連)/ 女性、若者/シニア起業家支援資金

『女性、若者/シニア起業家支援資金』は、女性をはじめとして、35歳未満の若者や55歳以上のシニアを対象に、起業をバックアップする制度です。

新たに事業を始める方だけではなく、事業を始めておおむね7年以内の方が利用できますので、うまく活用するといいでしょう。

融資限度額は7200万となっていますが、個人事業者や小規模企業を対象とする場合には、小口での融資となり、融資額は数百万円から1000万円程度が多くみられます。

利率は、融資の条件によっても変動することになり、基準利率・特別利率が設けられており、随時改訂されていますので、日本政策金融公庫の公式サイトで確認しておくといいでしょう。

創業時の資金調達ならグリー行政書士事務所に相談を

この記事では、美容室の開業を目指している方のために、開業する手順や注意点、資金調達の方法などについて詳しくご紹介しました。

美容室の開業を目指す人は多く、すでにコンビニよりも店舗数が多いことが知られていることから、入念な準備が必要になります。

特に、美容室を開業する目的を明確にするのが重要で、どのようなサービスをどの立地で展開するのか、ターゲットとなる顧客を明らかにし、そのニーズも掴んでいきます。

特に資金繰りについて正確に見積もっておくことが大切で、店舗の改装費用や設備、売り上げ予想を踏まえた運転資金を明確にして、運転資金が底を付かないようにしておかねばなりません。

そのため、自己資金をしっかりと用意して、足りない部分については日本政策金融公庫の新創業融資制度をうまく活用するようにしましょう。

ただ、書類の整備や面談の対策などを自分1人で取り組むには限界がありますので、専門家に相談しながら進めていくことをおすすめします。

グリー行政書士事務所では、最短の時間で最大の融資が受けられるよう、無料相談を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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